駆立犬豚日記

ラグビーとか東大阪とかの人が、だらだらと書くブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ゲド戦記、時をかける少女、そしてプレーオフ

先日ゲド戦記を観に行っきました。
宮崎駿の息子が初めて監督を務める映画で、ネット上では酷評を連発されてもいます。
僕も観に行った直後に「ゲド戦記を観に行った 一部ネタバレ
として「面白くなかった」と書き散らかしました。

対照的にこの夏好評だったアニメ映画に「時をかける少女」があります。
この映画は過去に映画化・ドラマ化されたことのある筒井康隆原作の小説で「細田守」が監督の映画です。
今回のアニメ時をかける少女は細田学懇親の一作なんだそうです。
まだ見ていませんからわかりませんけどね。

実は細田守は過去にジブリ映画「ハウルの動く城」の制作を途中で降板していると言う経緯があります。しかも端から見るとジブリが細田を冷遇してしまうようにも見えるのです。
アニメファンのみならず世間というのはそう言った政治的なゴタゴタが大好きで、
「時をかける少女>>>>ゲド戦記」
となれば気持ちがよかったりします。
実際のところはどうであれ、ゲド戦記を観て
「かなりつまらない」
と認識した僕と某Mさんとしては「時をかける少女」は期待の一作なのです。

ただ僕は天の邪鬼なので「ゲド戦記」を支持する意見、「時をかける少女」を否定する意見をネット上で探してみました。もちろんそれも多数存在します。
「神話をうまく表現できている」
「アニメーションの演出がうまく理解されている」
など専門的意見がとても目に付きました。
読んでいると確かに納得です。
そして理解は出来ませんがどの意見も理にかなっている。
ただ僕が面白くないと思ったゲド戦記における要因とはちょっと違うと感じてしまいました。

映画というのはエンターテインメントとしての役割と芸術としての役割があるのは理解できます。
映画のことは詳しくわかっていませんから
「お前に何がわかる」
と突っ込まれればなにも反論できないんですが、映画にエンターテインメントとしての部分しか必要としていない僕にとって、ゲド戦記はとんでもない駄作だと感じられました。何が面白くないと言って、とにかく話が唐突。登場人物の精神的な成長や世界の変化、適役の存在意義など一般的な物語が主成分とする要因、言い換えれば

「はい、みなさんこういうの好きなんでしょ?」

と言った部分の描写が全く描かれていないからだ。
映画の専門家、アニメの専門家にとってそれは観客に媚びを売るような作業で、ゲド戦記が目指していた物が今までにない演出であったりアニメーション表現に対する問題提起だったとして、
多くの観客はそんな物を観たいんでしょうか。

そう思うと「時をかける少女」というのは前述した
「はい、みなさんこういうの好きなんでしょ?」
の部分はしっかりおさえられていると感じ、安心してしまう。
Mさんにも「観に行かない?」と気軽に声をかけることが出来るのだ。

「ゲド戦記」を観た数日後、今度は「UDON」を観に行きました。
ユースケサンタマリア主演、制作フジテレビ。
これを聞いただけでどういった狙いの映画かわかってしまいます。
そう。
ベタベタの集金映画。
ちょい役にまで「テレビで観たことのあるタレント」を起用し夢破れた青年が仲間と努力し、再起し、今まで見えなかった物が見えるようになり、様々な挑戦をして、最終的には夢を叶える。
書いていてもちょっと恥ずかしい筋です。ベタすぎ。
この映画の評価も見た人達のブログを読む限り、良い物ではありませんでした。
それでも僕がこの映画を見に行った理由は
「女の子を口説くため」
です。
高校生の生徒と観に行ったんです。
よく言われる
「映画をセックスの前戯として」
僕は使用したんです。
セックスの前戯に、高度な演出や表現者の挑戦は必要ありません。
見終わった後にいい気分になって、自然な流れでセックスに入っていければいいのです。
特に「UDON」は「小西真奈美が可愛かった」「誰々が出ていた」「うどんが無性に食べたい」
・・・お昼はうどんにしようか?!
と映画後のデートの支援までしてくれるとても便利なことは、観る前からわかっていることでしたから。
そして適度に友情とか家族愛とか成功物語とか、観客に媚びた
「安い感動」を与えてくれるんですから、こんなにいい映画はありませんよ。
もちろん、その子とセックスはしてませんよ。
でも、「また今度~」とは言いやすくなりました。

観覧後にmixiに感想を書いたあと、他のmixiユーザーが書いている感想を何件か読んだのですが、みな好意的でした。
「感動した」
「楽しかった」
「小西真奈美が可愛かった」
「知ってる人がたくさん出ていた」
「うどんが食べたくなった」
・・・・。
ブログとは全く違った意見が展開されています。
しかも特徴的なのはそれぞれの感想が短いこと。
語るんではなく、「感想」。
いかにも「デートの一環として観てきた」「暇だし、映画を見に行くって行為はちょっと高尚だから行ってきた」と言わんばかり。
mixiの主要顧客である一定の層にとっては、映画というのはそう言うもんなんだというのがハッキリ見て取れます。

でもそれが本筋だと思います。
僕もさすがに一緒に行った女の子が「UDON」を観て感動しただの家族愛がどうの言われたら引きます。でもタイタニックではみんな同じようなこと言ってましたしね。
安い感動、安い幸福感で十分。
エンターテインメントとして成立して、初めて芸術を語って行かないと、誰も観に行きませんからね。
マニアの意見を聞きすぎると、その分野自体が崩壊するのはプロレスやテレビアニメでみんな経験済みな訳ですし。

と、そこでふと野球のことが気になりました。
二年前よりパリーグはプレイオフ制度を導入しています。
130試合、140試合戦った結果が接戦なんだから面白いんであって、毎年システマティックに行われる接戦が、果たして面白いんだろうか?
と言う観点からプレイオフには反対していました。
同じようにDH制も予告先発も好きではありませんでした。
「野球の本質というのはそんなところには無い」と。
ただゲド戦記を養護する意見を読むにつれ「本質を追い求めることによるマニア化、形骸化の危険性。」がそのメディアや分野、競技自体をドンドン一般的ではない、楽しみのバリエーションが少ないものへ硬質化させていく事例が当たり前のように存在することを目の前に突きつけられたのです。
より多くの人に、野球を知らない人のために、野球なんてどうだって良かった人により野球を楽しんでもらうためには、プレイオフのようなわかりやすい接戦が必要なのではなかろうかと。特に「巨人」と言う大きなわかりやすい象徴が崩壊しつつある現在のプロ野球では。

そんな事を思いながら、今日からのプレイオフを観戦しようと思います。
スポンサーサイト

コメント

確かに気になるなw
でもノーコメントやw

すーごい気になる一点だけ質問していい?

>もちろん、その子とセックスはしてませんよ。

て、チューとかはしたの(笑)?

チーム力日本一ってつもりは無いんですけどね。
ただ古い価値観にしがみついているだけなのかも知れませんね。
僕は日本シリーズ大好きです。
たった10日足らずの間にシーズンの喜びなど消し飛んでしまう。
そんな日本シリーズが大好きです。
だからプレーオフも認めなくちゃね。

まずは楽しめること。これが大事だと思いますよ。
芸術性が高かろうが、素晴らしいメッセージが込められていようが、見る人に伝わらなければそれは単なるオナニー。
見る人を楽しませつつ、自分の志向する芸術性や伝えたいメッセージを盛り込むのが一流のエンターテイナーでしょう。

プレーオフと日本シリーズはオマケだと思っています。
チーム力日本一を決めるなら1リーグ化したほうがいいと思うっす。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事へのトラックバックURL
http://yote.blog46.fc2.com/tb.php/331-ecba3ddc

 | HOME | 

文字サイズの変更

プロフィール

やぎ

Author:やぎ
ニックネームは「やぎ」です。
最近は「週刊ひがしおおさか」の中の人として活動しておます。
ラグビーをはじめとする、広報のお仕事もしています。
書くことが仕事になって、ちょっと感慨深いです。
これも毎日ここで書いてきたおかげかな?
仕事にはならないようなことをここでは書き続けようと思います。

趣味はYouTube鑑賞。

FC2カウンター

ブログ内検索

最近の記事

カレンダー(月別)

07 ≪│2017/08│≫ 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

おすすめ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

twitter

全国スポーツ競技場行脚

ラグビー

大阪

・近鉄花園ラグビー場
2011.01.29 キヤノン 対 ホンダ
2010.05.16 近鉄 対 関西学院大学
2008.01.12 近鉄 対 ワールド

・近鉄花園ラグビー場第二グランド
2009.12.05 摂南大学 対 大阪体育大学

・東大阪多目的グランド(第3グランド)

・長居陸上競技場

・長居第二陸上競技場

・ドコモ南港グラウンド


近畿

・宝が池球技場 (京都)
2012.11.04 天理大学 対 立命館大学

・西京極陸上競技場 (京都)
2015.11.21 サントリー 対 クボタ

・神戸総合運動公園競技場 (兵庫)
2015.06.14 神戸製鋼OB 対 ワールドOB
2013.11.24 近畿大学 対 関西学院大学

・加古川運動公園陸上競技場 (兵庫)

・ホームズスタジアム神戸 (兵庫)

・天理親里球技場 (奈良) 2016.06.05 天理大学 対 帝京大学


関東

・秩父宮ラグビー場 (東京)

・ニッパツ三ツ沢球技場 (神奈川)


中部

・名古屋市瑞穂競技場 (愛知)

・トヨタスタジアム (愛知)

・鈴鹿スポーツガーデン (三重)

・西部緑地公園陸上競技場 (石川)


四国

・徳島市競技場 (徳島)

・ポカリスエットスタジアム (徳島)


九州

・レベルファイブスタジアム (福岡)


野球場

・マツダスタジアム
2010.08.12 広島東洋カープ 対 阪神タイガーズ

・(旧)広島市民球場

・オリーブスタジアム

・鳴門市民球場

・花園セントラルスタジアム


室内

池田市五月山体育館
2009.12.20 大阪エヴェッサ 対 仙台89ERS

リンク

このブログをリンクに追加する

RSSフィード

ブクログ本棚

FC2Ad

Template by たけやん

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。