駆立犬豚日記

ラグビーとか東大阪とかの人が、だらだらと書くブログ

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ウナギの価格

昨日は土用の丑の日。夏ばて予防のために平賀源内が考案した
ウナギを食べてスタミナ5ポイントアップ計画」
が現代まで残る風習になったと言われていますが、真偽のほどはわかりません。
案外節分の巻きずしみたいなもんじゃないかと思っています。

ウナギと言えば「中国産」と書かれた鰻丼がスーパーの総菜コーナーで売られていました。580円でした。沢山残っていました。
その横に愛知産のウナギが売られていて、880円。こちらは残り少ない状況でしたが。
僕が見ていた2,3分の間に愛知産は5個、中国産は0個。
これ、店側の新たな戦術じゃないんでしょうか(笑)

今や当たり前となった国産ウナギと中国産ウナギの価格差。コンビニで予約販売している物も高い物は国産、安い物は中国産と色分けをしています。
でもちょっと待ってください。
国産のウナギって、スーパーに売られている物に限れば産地による価格差がありませんよね。
静岡産は3490円だけど、奈良産は1400円だったとか、そんな話は聞きません。季節や年によって値段の差が出ることはあってもです。
もちろん、その裏にはこんな事情があるわけです。

うなぎの値段はある町の値段が基準になっている ちょっと長いんですが、全文引用します。
<以下引用>
土用の丑の日を目前に控え、スーパーにはズラッとうなぎの蒲焼きが並んでいる。悩みどころは、「少し高くても美味しい国産を選ぶか、安い中国産を選ぶか」の2択。1年に1回だからと、国産うなぎを選ぶ人が多いかもしれない。

でもここで、ひとつ疑問に思うことがある。
それは、どうして国産うなぎの中での値段の差がないのか。
例えば“ブランド化している浜名湖のうなぎは高くて、あまり知られていない産地のうなぎは安い”なんてことがあってもおかしくないのに、実際はそうでもない。

どうしてなんだろうか。静岡にあるうなぎ組合に聞いた。
「うなぎの価格は、愛知県一色町(いっしきちょう)という小さな町の値段が基準になっています。それで、産地関係なく日本全国すべて同じになるんです」
つまり浜名湖産の価格も、ノーブランドな産地の価格も、一色町という町で決められた価格にならったものだというのだ。

一色うなぎ漁業協同組合に問い合わせると、さらに詳しい話が聞けた。
「日本全国、組合などの地域単位で池揚げ価格(組合や問屋などが養殖業者から買い取る値段)を統一させているんですね。例えばAの養殖業者からもBの養殖業者からも、同じ地域なら同じ価格で買い取るんです。それが一色町でも行われ、生産量の多い一色町の価格が、他の地域の目安になっているようです」

愛知県一色町は、市町村単位でのうなぎ生産高が日本一の町。人口2万5千人という小さな町にもかかわらず、1983年から連続でトップの座を守り続けている。そうしたことから、一色町の価格が、全国の基準値になっているようだ。
価格の決め方は、需要と供給のバランス。さらに中国モノや台湾モノの値段も参考にして、漁協と販売組合が話し合って決めている。
ただあくまでもこれは“池揚げ価格”。僕らの手元に届くまでに問屋や業者を経由しているから、そこで価格が大きく上がったり、産地によって差が出ることもある。

でもどうして、値段を統一させる必要があるんだろうか?
「昔はうなぎが獲れないとき、1匹3千円など、業者によってはとんでもない高値で売ることがあったんです。でもそれだと消費者はうなぎを買えなくなり、うなぎ離れの危険が出てきます。そこで、安定した価格で消費者に提供するため、だいたいの価格を決めるようになったんです」

高騰しがちな価格を抑えるため、消費者を守りつつ、うなぎ業界を守るために行われている地域内での価格統一。
さらに日本では一色町が基準になり、全国の価格が「一色」になっている。

なかなか知られることのない、うなぎの値段のカラクリ。
これからうなぎの値段が上下したら、「話し合いが行われたんだな」と思ってください。
<引用終わり>


・・・えーと。
記事自体はものすごく好意的に書かれていますが、一言でいうと
「生産と卸の段階で、価格カルテルが結ばれている。」
と言うことですね。
愛知県一色町がどんな町なのかは知りませんが、基準となる一色町での価格決定プロセスが明らかにならない以上基準となっている価格に正当性はなく、例えあったとしても価格競争という市場原理を否定する根拠にはなりません。
記事中では
>高騰しがちな価格を抑えるため、消費者を守りつつ、うなぎ業界を守るために行われている地域内での価格統一。
なんて書かれていますが、その逆も十分にあり得ることです。

僕は常日頃から
「商品の価格が頼みもしないのに下がっていくような経済は危うい」
と主張してきました。
ハンバーガーや牛丼などのファーストフードがドンドン安くなっていった時にも「生活に直結しない食べ物なんだから安くなくていい」と言っていました。

思い起こしてください。
僕たちが子供の頃、ウナギは大変高級な食べ物でした。
それこそ一年に一回土用の丑の日にしか食べないくらいの。
僕はその一年に一回のウナギが無性に美味しかったのを憶えています。
それでも問題は全くありませんでした。
だって、米や肉や野菜と違って、ウナギはどうしても食べなければならない食材ではなくて、ただの贅沢品だったからです。

しかし上記のようなからくりを知ると、
「あの高値はいったい何なのか」と思うようになります。
さらには
台湾、ウナギ稚魚禁輸へ 国産養殖2割占める…価格高騰も
<以下引用>
 【台北=長谷川周人】台湾から日本に輸出しているウナギの養殖に使う稚魚、シラスウナギについて、台湾当局が今年11月にも禁輸措置に踏み切る方向で専門家との詰めの協議に入っていることが4日、わかった。禁輸期間は3カ月程度に限定する見通しだが、日本の養殖業者への影響は避けられず、今後、ウナギの価格高騰を招く可能性が出てきた。

 台湾の農業委員会漁業署(水産庁)当局者によると、台湾は資源保護などを理由に稚魚の対日輸出を規制する方針を決め、「遅くとも今年10月までに結論を出す」方向で専門家と禁輸措置が及ぼす経済的影響について検討に入った。

 台湾は2001年以降、稚魚不足に悩む日本側の要請に応じ、年間漁獲量の2割強に相当する約10トンを日本に輸出している。だが同時に、台湾が品薄となる時期に日本からの稚魚輸出を求めている。しかし、これに日本側が応じないため、「立法院(国会)から『不平等』との不満が出ている」(当局者)という。

 日本の業界調べでは、国産の養殖ウナギに使う稚魚は輸入が全体の2割を占め、その全量を台湾産に依存している。禁輸が実施されれば、品薄から稚魚、ひいては成魚の価格が上昇することになりそうだ。
<引用終わり>


ウナギってなんなんですかね。
そんなにまでして、我々はウナギが食べたいんでしょうか。
浜名湖産のウナギが5000円して、広島産が2000円で、高知の天然物が10000円して中国産が500円。
これのどこがいけないんでしょうか。

これからは積極的に外国産を。
何かの記念日に天然物をと使い分けていこうかな。
中国産が危ないとかなんとか言ってますが、コンビニで売ったりスーパーで売ったりしているのは、小売りが直接生産者と契約しているか、商社が生産段階から関わっているかです。
国内の業者がやってることと大差はない。
国産の養殖?
こんな記事を二つ続けて読んだら馬鹿馬鹿しくて食べる気になりません。
ウナギなんて別に、食べなくても困らないんですから。美味しいけどね。
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コメント

夏本番に備えて、体力を養う日にすればもうちょっと風情もありますね。
よしこれからはそうしよう。

国産の鰻の値段が同じだとは思ってもいませんでした。そういえば魚市場でセリしている鰻のイメージってないですね。
それと平賀源内さんの話にしても夏場は鰻が売れなかったからつくったイベントという説ですから、鰻の旬というわけでもなし。
そういえば浜名湖のうなぎの多くは中国産とか聞いたこともありますし、海産物は生きたまま輸入して一定期間泳がせておけば国産になるので(特に貝が多い)、何がどうなっているのか。
ところで土用の丑の日は何も鰻でなくても「う」がつくものだったら何を食べてもいいというところもあるようですね。
(肉派にはもちろん牛の肉もOKです。)
でも、たまにひつまぶし食べると美味しいんですよ。

>アニキ
>別に無理してうなぎを食べなくたって夏は
>乗り切れるもんね(笑)
そうですよ。
稚魚が入ってこなくなって多少価格が高くなったって、なんてことありませんよね(笑)

ホント、イベントだらけで疲れてしまいます。

>ボブさん
僕は肉よりウナギかな??w
まぁその辺は個人の嗜好の問題だからおいといたとして、あまりに消費が一方向に向かうというのは、けしていいことではありませんもんね。
みんなでもう少し冷静になりたいです。

俺880円のうなぎ食うなら、880円分の肉を買って食べるw
正直、あんま旨いもんだと思ってないし。(ま、安いのしか食べた事ないからだろうけどw)

飽食の現代においてはうなぎなんかよりも安価で栄養価の高い食べ物なんて幾らでもあるのに、皆イベント好きねw

ほほぉ~

一色町は昔の彼女が住んでいたところだ、
っていうか一色がうなぎの元締めってことを
初めて知ったッス(汗)

ところで俺ん家の前の川でうなぎは余裕で
釣れるよ、この間も次男坊がミミズで5匹
くらい釣ってきて蒲焼にして食ったゾ

まあ天然うなぎとは言えど、俺はそんなに
うなぎは好きじゃないから感動するほどの
もんじゃなかったけど。。。

ってか、この問題、世の中がウナギに踊らさ
れているだけなんだろうね。

別に無理してうなぎを食べなくたって夏は
乗り切れるもんね(笑)

要は今の世の中はうなぎの日のようなイベント
によって動かされてるっていう証拠だよね

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ニックネームは「やぎ」です。
最近は「週刊ひがしおおさか」の中の人として活動しておます。
ラグビーをはじめとする、広報のお仕事もしています。
書くことが仕事になって、ちょっと感慨深いです。
これも毎日ここで書いてきたおかげかな?
仕事にはならないようなことをここでは書き続けようと思います。

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